慈光良児園

慈光良児園では5歳から20歳の方が暮らしています。学童期の子どもたちは、日中、近くの特別支援学校に通っており、日々、家庭的な雰囲気作りを心掛けて過ごしています。パワーがあふれんばかりの子どもたち。毎日とても元気に生活しています。

慈光良児園

種別福祉型障害児入所施設
定員30名
所在地坂東市生子1716

■こんなところです

学園は小さな社会です。生まれも育ちも違う子どもたちと支援員が生活しています。お父さん、お母さんみたいな支援員からお兄さん、お姉さんみたいな若いスタッフやおじいちゃん、おばあちゃんのような年配の方も一緒です。
 時にはカミナリが落ちることもあるし、そっと抱きしめてくれることもあります。社会に巣立っていく前の練習ですが家族のような関りを大切にして暮らしています。

■行事が盛り沢山!

お花見、子どもの日イベント、夏祭りに花火大会。季節季節に多くのイベントが楽しみのひとつです。秋にはみんなで温泉旅行に出かけます。
そんなときは、たくさんの笑顔がこぼれます。
(現在は、残念ながらコロナ対策で行事が減っています。)

■自立に向けて

18歳を迎えると子どもたちは慈光良児園を卒業していきます。
進路は、家庭に帰る方、就職してグループホームで新生活を迎える方など様々です。卒業までにスモールステップですが、自立のための様々なことを身に付けます。次の進路が決まるまで、少しの間、慈光良児園での生活を延長して過ごす方もいます。

◎ある日の夕方の様子

 16時「ただいま」とスクールバスで学校から帰ってきます。入浴や布団敷き宿題が終わると、元気よく外へとびだしていきます。サッカーや虫取り、自転車乗りなどをして、ひと汗かいて、溢れるエネルギーを発散します。なかには着替えもせずにおやつを食べる子もいますが・・・。
 この数年、みんなの関心ごとはやはりゲーム機です。ゲームをやり始めると、ワイワイガヤガヤ、歓声もあがりゲームセンターのような賑わいになります。時間が決められているので、一日中ゲームを続けることはできませんが、それはルールですのでしっかり守ります。
 泣いたり、笑ったりの毎日の繰り返しですが、その積み重ねから自立していく力を身に付けていきます。